レインバレルってなんだ?

謎の樽、増殖中!

しゃれた住宅の軒先に置いてある酒樽、よく見ると、蛇口やポンプがついている。もしかして、ウイスキーが入っていて、飲み放題?・・・・なわけはない。
実は雨水を有効利用してガーデニングや洗車、打ち水などに使おうという「レインバレル」というものなんだそうです。
第1回目の「おジャマします」は筑西市の新和コーポレーションさんでこの「レインバレル」についてお聞きしました。
新和コーポレーション社長の新井誠さんは二代目としてバリバリがんばっている若手経営者で、本業は上下水道設備やエクステリアなどの会社です。
お父様から引き継いだ会社を大きく成長させ、その経営手法をテレビが取材に来たり、全国の青年会議所から講演依頼が来るなど、精力的に活動されています。
そんな新井さんが何か新しい事業はないかとアンテナを伸ばしていたところに引っかかったのが、ウイスキーなどの貯蔵に使われた古い樽でした。
古くても風格の残る樽と、本業のエクステリア、水、そしてますます深刻になる環境問題・・・・・・これだ!と思いついたのが、雑用水として雨水を貯めて使う容器として転用すること。
それまでも雨水利用のタンクはありましたが、どれも無骨なもので、だいたいは裏の方に置かれていました。
新井さんが考えたのはエクステリアとしても素敵な雨水タンク、それが「レインバレル」なのでした。
最初は本業の暇なときの片手間にでもと考えていたのに、やってみるとこれがなかなか大変で、痛んだ樽を補修、磨いて、蓋を加工、蛇口やポンプの取り付けなど、大変苦労したそうです。
出来上がった「レイルバレル」は新品のようにキレイで、しかも風格があり、エクステリアの主役としてお客様の庭に置かれています。
今の時期は現場が忙しく、レインバレルの制作はお休みになっているとのことで、新井さんのアルバムから製造工程の画像を拝借しました。

これが届いたばかりの古樽です。頑丈なオーク材でできていますが、かなり外観はくたびれています。
これをピカピカに再生するのが職人さんの腕の見せ所です。

とにかく削って磨いてツルツルに磨きまくる・・・一皮むかれたオーク材は新品のように輝きだします。

鏡板(上下のふたの部分)も念入りに仕上げられ、使いやすく加工されます

完成に近づきました。タガ(鉄の輪)を締め直し、塗装、器具の取り付けなどの最終仕上げをします。

素敵なレインバレルの完成です。まるで新品のようですね。
オプションで名前などを彫刻できるそうで、玄関先なら表札代わりに、お店の看板にも活用されているとのことです。
最近、サザンオールスターズの曲で知られる茅ヶ崎市「ラチエン通り」のモニュメントとして採用されたとか。
まず、1個を納品、これから徐々に増やしていくとのことで、茅ヶ崎に行かれたらぜひ見つけてみてください。
レインバレルは新井社長のアイディアと職人の皆さんの技術の結晶でした。
夏の打ち水や、ガーデニング、初期消火など、雨水の利用方法はいろいろ、それになによりお庭のワンポイントとしてとってもいいですね。
詳しい情報は新和コーポレーションさんのHPでご覧下さい
続報 ラチエン通りのレインバレル
新和コーポレーションの新井さんから、茅ヶ崎のラチエン通りに設置されたレインバレルの写真が届きました。

通りの中ほど、「和風居酒屋 くさかり」さんの前にあるようですね。
ラチエン通り商店会
コメント
この投稿には、まだコメントが付いていません
コメントの投稿
ごめんなさい、現在コメントを付けることは出来ません
